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岩沼の獅子舞
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元第六天と称し、元和7年(1621)初めて村祭りを催したと古書にあった岩沼の獅子舞は、毎年10月19日前後の土曜日、皇産霊(ミムスビ)神社の祭礼に、仮舞台を作り、囃子方、舞方等によって演じられ、神前に氏子安全、五穀豊穣、悪病退散の祈願を行い、横笛、太鼓、大小つづみ、鐘、ほら貝、拍子木などの囃子連に合わせて獅子舞が奉納されます。
獅子舞は「おから」「羽手」「仕立て四つ足」「仕立て玉遊び」「亀の舞」「乱玉の舞」がありますが、「亀の舞」は陸に上がった亀の様子を演じたものです。また梯子の上で舞う狐と獅子の曲芸は素人とは思えないすばらしいものです。他に「鳥さし」「漫才」などが演じられます。
岩沼の獅子舞は、神社の森から聞こえてくるなつかしい囃子がリズムに乗って、郷土の民族文化を伝えています。
岩沼の獅子舞は、江戸時代に本納(茂原市)から伝承されたと古老が言い伝えています。
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